久保選手の涙と桐生選手の涙
どちらにも共通する想いがあるように
感じました。
“プロのアスリートだから
結果を出して当たり前”
予選で通用した攻撃が通用しなくなった途端に
攻めあぐねてしまった攻撃力と
セットプレーの甘さが得た守備力
総じての男子サッカーの実力
成功率がギリギリの
攻めたバトンパスを選ばざるえをえなかった
男子スプリンターの実力
全ては実力に行き着きます
そんなことは
当事者が一番よくわかっています。
その実力不足がゆえに
一生に一度
二度と取り戻せない機会で
結果が出せなかったわけですから
だからなおさら悔しいはずです。
比べていいかはわかりませんが、
僕自身、一生に一度の学生時代の挑戦で
代表として結果を出せなかった時
この世の終わりのような
辛さを感じたことがあります。
そんな時に
響いた曲を紹介したいです。
絶望の淵にいたとしても
まだ目指す場所がある人には
必ず響く曲だと思います。
【紹介する曲】ロングホープフィリア
悔しさの価値がしみる
願わなきゃ傷つかなかった
望まなきゃ失望もしなかった
それでも手を伸ばすからこその
その傷跡を称え給え
という歌詞があります。
期待されていたからこそ
手を伸ばせば届きそうだったからこそ
どうしようもなく悔しいはずです
さらに
東京五輪という
切っても切り離せない縁がそこにはあったので
どうしても今じゃなきゃだめだった理由もありました
攻めたバトンをつなげば勝てた
今までの試合運びをすれば勝てた
勝ちに手が届くポジションにいて
勝利にこだわったプレーをしていた
だからこその涙だったわけです
僕はその涙に
大きな意味を感じました。
もう一度立ち上がる勇気をくれる
うなだれても踏み留まった
そこをスタートラインと呼ぶんだ
この歌詞が強く響くと思います
僕だけでなく
全ての日本人が
次の世界陸上やワールドカップ
そしてオリンピックに
期待をしているはずです。
当日のコメントでも
「次につなげる」
そういう言葉が聞けました。
二度と与えられない挑戦に
うなだれたとしても
踏み出せた人が一番強いです。
強い一歩目を踏み出した
次の挑戦が楽しみで仕方ないです
全ては最後に笑うため
笑うために僕らは泣いた
それを敗北とは言わない。
最終話で笑った奴へ
トロフィーとしてのハッピーエンド
一ファンとして
テレビの前で応援しながら、
日本が世界を獲る瞬間を
何度も想像しました。
期待が膨らんで止まりませんでした。
多くの日本人が
勝つ瞬間を今か今かと
待ちわびています。
長い目で見たとき
この経験がさらに強い
日本を作り上げると信じています
今回ともに涙し、
大きくため息を吐き、
目を覆った全てのファンと一緒に
最高に笑える瞬間を過ごしたい。
この夢が実現することを願ってやみません。
最後に
頑張っている姿を見て
それを応援して
勝ち負け関係なく
その勇姿から何かを受け取る
今の世界情勢において
アスリートが今回担っている役割は
大きいものだと思います。
ただ、
やはり過程ではなく
しっかり勝ち切るヒーローの背中でしか
語れないものがあるのも事実で、
それを見せるのがアスリートの仕事なんだと
改めて感じました。
それほどに
プレッシャーが大きいからこそ
得られる栄光や名誉は大きいわけです。
この抑圧された時代に
差し込む光であってほしいと
思います。
最後に笑えるまで
応援し続けたいです。
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