結局、
「おお、、」
とか、鈍くても声が出てしまうほどの
リアクションが得られれば
それは迫力があったと言えます
そんな“迫力の本質”に
迫りたいと思います。
迫力とは
“迫力”とは、
見る人や聞く人など、
その場にいる人の心に強く迫るような
そんな力のことです。
まさに“迫る力”ということで。
“迫る”ってのは
“圧迫感”であり、
すなわち押し寄せてくるように圧倒させられる
様子を言います。
“圧倒”は、
キャパ越えする力に、飲まれるような様をさしますから
すなわち“迫力”とは、
“相手のキャパを超えるほどの力で迫り来る勢い”
を指すと言えます。
迫力を出す方法
視覚を圧倒する
それは、
“視覚的な情報量を奪うこと”を言います。
視野いっぱいの情報量を瞬間的に与えれば
その瞬間聴衆・観衆は
一歩後ろに後ずさりするような
そんな圧力を感じるでしょう。
すなわち、
与えられたスケールいっぱいで
1つのことを表現することが大事だ。
ということです
それが平面的なのか
立体的なのか。
そこも踏まえて考えたです。
聴覚を圧倒する
大音量で耳からの情報を
遮断することが迫力に
つながります。
ずっとうるさいの
耳障りなので、
そういうことではないです。
瞬間的な、効果的な効果音を使って
相手の注意を引きつけるわけです。
“カクテルパーティー効果”ってのがあります。
どんなにうるさい状況でも、
意識した1つの興味のある会話だけを
人間は聞き取ることができる
というものです
どれだけうるさくても
必要な情報に意識して
耳を傾ければそれだけを聴けてしまう
ということです。
逆に利用すれば、
1つの効果的な音で注意さえ引ければ
その音を追うことしかできなくなります。
そうやって、聴衆の聴覚を奪うのです。
花火から学ぶ
花火はいくつもの種類があり、
それぞれ趣がありますが、
結局人はフィナーレの
大きくて明るいそんな花火が
連続的に展開される瞬間を期待してしまいます。
あの瞬間は、
空一面の花火が、
文字通りの爆音とともに展開されて
まばゆい光に圧倒されます。
まさに、視覚と聴覚が
奪われてしまうような感覚です。
専門家でもない限り、
一般的な聴衆にとっては
それが花火のあるべき姿で
それを見に来たと言っても過言ではないわけです。
すなわち、奇をてらうよりも
王道こそが一番のメソッドだと
言えるかもしれません。
最後に
一瞬で視覚聴覚を奪うような
迫力と呼ばれているもの
それは言い換えれば
“ライブ感”
なのかもしれません。
そこにいる生身の人間の
視覚と聴覚に訴えかけるわけですから。
目線を奪い
耳を傾けさせれば、
そこにいる全員に同じ感動を与えられるはずです。
迫力への反応は
一種の防衛本能ですから、
誰しも人間は反射的に同じ反応を
してしまってもおかしくないです。
そうやって、
注意を奪った先に、
余韻を用意するとか、
メッセージ性を付与するとか
いろんな方法を駆使することで
より印象的になるのではないかと
考えます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
書いて欲しい内容等ありましたら、
DM、コメント等で気軽にお願いいたします。
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