納期が差し迫ってきたところで
強引にまとめ切る力
それを土壇場力と言うのであれば
土壇場力は発揮しない方が好ましいと言えます。
なぜなら、
土壇場力と言うのは、
ありものでどうにか体裁を整える力であり
本来たどり着きたかったものとは
違う形になっている場合が多いからです。
とはいえ、
人には何とか成果を出さなければいけない場面があります
そんな緊急事態に意識すると良いことを共有します
緊急事態に意識したいこと
出したいアウトプットを意識する
まず一番最初にしなければいけないのは
“出したいアウトプットが何か”
ということです。
例えば、
バレンタインデーのことをすっかり忘れていたとします。
大切な相手に気持ちを伝えることが
一番果たしたい目的なのであれば
土壇場でコンビニのチョコを買うのは
全く正しくないアクションになることは
ご理解いただけるのではないでしょうか。
つまりは
何でもいいから100個のチョコを用意しなければいけないのか
形は何でもいいからしっかり想いの伝わるものにすべきなのか
それとも、
絶対に手作りを上げたいから日を改めるのか
すべて目的に依存するということなのです。
今できることを整理する
誰かがガムテープを忘れてしまったことが発覚したとします。
何も考えなければ、
何とかガムテープを用意しようとしてしまいます
ですが、
そのガムテープは名札の代わりに
使おうとしていたものであれば、
別にガムテープである必要はありません。
代替品を買うのか、作るのか、
作るとしたらどうするのか、
紙に名前を書いて別のテープに貼るのか
首から何かをぶら下げるのか
買うとしたら、どこまでならいけるのか。
それを整理した上で
一番実現性の高いものを選択する必要があるのです
前提条件を揃える
例えば何かのアンケート調査をする際に
とりあえず100人からデータを集めなければ
いけないとした時に、
是が非で100人集めても
意味のないデータになることがあります。
女性を対象に美容に関する調査をしたいのに
男性にとっても仕方がないからです。
自分が何を
どうやって説明しようとしているのか
そこだけはしっかり見失わないようにする必要があります。
最後に
土壇場で結果を出さなければいけない時
この条件さえ押さえておけば、
まず大失敗をすることはなくなります。
本命の代わりになる結果を
前提条件は揃えたうえで、
最善の代替案で説明する。
それができれば、
全く問題ないです
むしろ、良い結果を招く場合があります。
最後まで理想に固執していれば
結果が出なかったという可能性もあるからです。
緊急度をしっかり推測したうえで、
対策を講じる能力を磨いていきたいものです。
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