【技術習得】優先すべきは質か量か

自分を生きる




何かを習得する際に
猛烈に訓練することがあると思います。

ただ、
量だけやっても
身に付かないことは
義務教育を経験している人は
なんとなくわかるのではないでしょうか

一方で、
習得した技術を振り返ってみると
ある程度の量をこなしている事実に気付きます

つまり、
技術習得にとって”量”は
十分条件であっても
必要条件ではないということです。

同様に”質”だけで
身に付く物でもないです

つまり、
程度感は別として
質も量も両方必要だと言えるのです

質と量の話

今回お伝えしたいのは
質も量も大事だということ

そして
質と量は役割が違うのだ
ということです

“質”とは”納得”である

練習の質をあげる

とはいいますが、
結局何をすれば質が上がるのか
という話です。

そのためには
“質とは何なのか?”
を理解しておく必要があります。

僕が思うに質とは納得のことなのです。

今自分は何を意識して取り組んでいるのか
それがわかっている状態であれば
質が良いと言えるのではないでしょうか

一言で意識と言いましたが
そこには多くの要素が含まれています。

まず必要なのは目的
それから、目標ないしは理想
そして課題
最後に注力するポイント

それらを頭に浮かべている必要があります。

何のために
何を目指しているのか
今の課題は何で
乗り越えるためにどうしようとしているのか
それを念頭に置いている精神状態こそ
質の高い状態だと言えると思います。

“量”とは”定着”である

容量のいい人が
数回で物を習得できるように
その量の絶対値は個人差がありますが
結局人には慣れという概念があるので
量をこなした方が
パフォーマンスが向上するのは間違いがないです

ただ、
“何を定着させるのか”
が問題になるのです。

すなわち、
十分意識できている人は
定着していく技術のレベルも高くなるし
何も意識していない人は
何かに慣れていくだけで
習得には至らないのです。

最後に

もし、何かにとことん向き合える瞬間に
良い指導者が周りにいるのであれば
それは最高の環境だと言えます。

指導してもらえるということは
気づきをくれるということで
何も考えてなかったとしても
一歩前進できます。

素直にその指導に乗っかっていけば
後は量をこなしていくだけで
前に進んでいけます。

学校の勉強のように
それでも定着しないのは
与えられたことすらやらないからです。

部活で一向にうまくならないのは
アドバイスに耳を傾けていないからです

学生のように
際限なく時間を使えればよいのですが
そうではないからこそ
意識すること、
すなわち質を意識したいです。

それに加えて、
ちゃんと量をこなす必要があると尚良いのです。

どちらも大事だ。

その意識を忘れないでほしいです。

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