【そんな回答望んでない】相談対応で意識するべき2つのポイント

誰かの悩みに寄り添う時に
意識すると良いポイントが
2つあります

1つ目は
聞き手からは見えない部分を教えてあげること

2つ目は
当事者が決めるべき部分を決めつけないこと

です。

他己分析をメインにする

相手の話を聞きながら
自分が唯一できることは

「それってこういうこと?」

と傾聴してあげること。

ですから、
相手の言い分を聞いて
あなたはそう考えるかもだけど
他の人はこう考えるかもね
と伝えてあげたいです

他己分析とは

人から見た自分を
第三者の目線で教えてもらうことです

内向きの自分からは見えない部分を
外側から教えてもらおうということです

ですから、
他己分析に関しては
第三者に発言権があります

聞き手はそこを押さえて
自分一人では気付けなかった部分を
真摯に受け止めたいです

立場違いの意見を伝える

聞き手からは
見えない景色ってのは

例えば
”~~目線”
で表せて

かつ、
相手とは縁遠い視点から見える
景色のことです。

そのためには
相手がどの立場として
今の悩みを持っているのか
明確に把握しておく必要があります。

決めつけない

一番良くないのは
「こうあるべきだという」
持論を押し付けること

持論の展開はしてもいいと思います。

ただ最後に決めるのは
相手だという意識を持って
発言をしたいです。

当事者が決めるべき部分

一言で言えば次のアクションです

やるべきかやめるべきか
何を始めるべきか
自分はどうあるべきか

そういったことを決断して
どんな行動をとるか

そういった部分を指します

この部分は
当事者が決めるべき部分なので
決めつけてはいけません

メンタル設定が大切

言葉選びがものを言うのは明らかです。

「明日からこれを始めなさい」
「毎日これを続けなさい」
「もうやめる決断をするべき」

とか、言うのは良くないです

それに加えて
単純に言葉選びも大切ですが、
どんな気持ちで言葉を発するのか
そちらの方が重要です

なぜなら、
言葉に想いが乗るからです。

どんなにマイルドにものを言っても
気持ちが先行していれば
相手は強要されていると感じます

目は口ほどにものをいうのです。

最後に

自分が下っ端の時にしか
気付けない感覚だと思いますが

やはり、
“上司の言葉選び”
って大事だなと思います。

自分が違和感を感じるものは
絶対マネすべきじゃないです。

最近感じたのが特に
上の決めつけ論です。

僕が8年過ごした
よさこいチームから学んだのは

“想いはいくつも心一つ”

ということです。

そこに属して、
同じ目標を目指している限り
少なからずしっかり方向付けがされています。

ただ、
一人一人、過ごす環境が違えば
考え方も違うわけです。

社会には
そこを認める過程が
欠如している人が多すぎます

他己分析で相手に
相手の印象を自分の言葉で伝えることは

同時に、
相手の考え方を理解することになります。

いわゆる目線合わせということです。

この過程がいかに大切であるか、
痛感しました。

決めつける人は
少なからず
“相手を理解しようとしない人”
である事が多いです。

まずはそこから始めたいですね。

そして僕自身は
そんな上司にならないように
日々気をつけていきたいです。

コメント

  1. […] こちらで以前触れましたが、 あくまで、“相手が決めるのだ” […]

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