【全体的視点】部下ができないのは上司の責任と言える理由

自分を生きる

チーム力=部下のスキルの総和
だといえますから
部下のスキルアップがチーム力の底上げにつながります
特に若い人材が1つでも多くのことができた方が
チームのためになります。

ですから、
チーム力を上げるためには
部下のスキルアップが重要だということが見えてきます。

 

では
部下のスキルアップはどうやって実現するのでしょうか

 

それは、
“教育”が担います。

部下の教育体制が充実している方が
チーム力は上がるのです。

 

そうはいっても
1から10まで面倒を見てくれるわけでもないので
結局自力で成長していくしかなくなっているのが
よくある光景だと思います。

とはいえ
教育者としてのチームメンバーが
多い方がチームとして強いのは
いうまでもありません。

先日も紹介している
新しくチームに加入した先輩が
良き教育者でした。
←即戦力の先輩の話はこちら

彼が言っていた、
「部下ができないのは全て上司の責任なのだ」
という言葉が非常に説得力があったので
展開します。



  

部下ができないのは上司の責任と言える理由

知らなければできないから

これはよく聞く言葉です

上司が部下を責めるのは
自分が無能であることをさらけ出しているにすぎない
そんな言葉もこの考え方が元です。

 

例えば、
腰くらいの高さの台があったとします

これは、
ものを置くのにも使えますし、
椅子にも使えますし、
作業台としても使えます。

“これは作業台だから
座ってはいけない。”

というルールがあったとして、
それを知らなければ
何も知らずに椅子として
使ってしまうこともあると思います。

 

そういったことが
いろんな境遇で
いろんなタイミングで
起こるのが現場です。

いろんな判断を迫られた時に
知らなければどうしようも無いです。

まずは、
ちゃんと毎回指導をして、
教えることが重要なのです

監督者に責任があるから

自分のペットが人を怪我させた
自分の子供がものを壊した

それらの責任は親に責任があります

監督責任を果たしていなかったものに
罪があるのです

 

会社でいえば
上司が部下を管理します。

特に新人には教育係がついて
指導を行います。

目を離したすきに
やるなといったことをやっていた

これは部下を始動する義務が指導者にはありますが
責任は指導者にあるのです。

大人になって、
自分で判断できるようになった人の方が
よっぽど扱いづらいはずです。

そんな人材をしっかり管理できる人が
良き指導者だと言えるのです

指導者は教育料をもらっているから

即戦力の10個上の優秀な先輩が

「おじさんが若いみんなよりお金もらってるのは教育費なんだよ
だから、ちゃんと指導することは当たり前だし、
迷惑かけてるとか思う必要もないんだよ。
その分もらってるから」

そんなことを言っていました。

文字通りです。
そもそも指導することも
織り込んだ先輩社員の給料な訳ですから、
指導する責任が伴うのは
当たり前なのです。

最後に

それでは当事者意識が弱くなるのでは?
それも一つの課題です。

ですが
チーム全体としてみたときに
ちゃんとした指導者がいる方が
メリットが大きいわけです。

 

実際部下にとってもメリットは大きいはずです。

必要な知識を知らずに年をとって
“常識のない大人”
と言われるのだけはさけたいはずですから

 

ただし、
みんなんがみんな良き上司
良き指導者に巡り合えるか
と言われたらそうではないです。

そこは運としか言いようがないのです。

年をとって、
自分のやり方が通用しなくなったときに
初めて基礎が未熟であることに気づくかもしれませんが
気づいた時がスタートラインです。

自分が失敗から学び
部下に伝える
それがあるべき姿なのではないでしょうか。

 

良き指導者は
失敗をたくさん教えてくれます。
だからストレスがたまるわけでもあります。

ちゃんと真意を見て
その先にある姿が想像できることが
大事だと思います。

 

あなたの周りはどんな上司がいますか?

部下がいるとしたら
あなたはちゃんと指導ができていますか?

ぜひ振り返ってみてください。

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