１〜１２月の区切りのうちの
いくつを明確に季節と感じられているのか
そんなことを考えたことはありますでしょうか？
日本は四季がはっきりしていますから、
寒くなって暖かくなって
暑くなって涼しくなって
そしてまた寒くなる。
そんな、四季の流れを
図らずして肌で感じられます
少なくともから春夏秋冬４つの季節は
感じられていそうです。
一方で、
日の長さや
朝晩の温度から
いつの間にか季節が変わってしまったなあ
と感じてしまうことも常ですから、
夏と冬とその間
程度にしか季節を感じられていない人も
少なくないと思います。
それでは勿体無いと感じたのです。
日常から一歩抜け出して
少しゆっくりした時間に身を置くことで
もっと具体的に季節を感じられることができます。
１２ヶ月に区切られた１年を
精々四季＋α程度にしか感じられていなかったな
という人には是非それを感じてほしいなと思うのです
五感で季節を楽しむ
１年間外に出ない人なんて
ほとんどいませんから
街路樹の葉の色や
街の匂いから
季節を感じることもできます。
しかし、
同じ町なみからは
四季の断片しか感じられないものです。
ですから
足を動かして
季節を感じに行くと良いと
思うのです
旬を見に行く
日本には明確な季節の移り変わりがありますから
その時期に花をつける季節の花が存在しています。
この時期で言えば
梅や菜の花になるのでしょうか？
それらを見ることを目的にして
足を運んでみるのも悪くないのです。
その季節に合った服で
その季節の匂いを嗅ぎながら
その季節の風景を見る
それが一年に
一回しか訪れない場所ならなおさら
特別感も出ますし
この月といえばこれだという印象になります。
ただなんとなく、
追われて過ぎていく日々にしない
１つの工夫になると思います。
旬を食べる
一年どのシーズンも
社食や吉野家や学食
家に帰って冷食
そんな生活をしている
サラリーマンや学生は
たくさんいるのではないでしょうか
マックで月見バーガーが出て
吉野家で牛すき定食が出て
スガキヤで冷やし中華が出る
そんな程度にしか季節を追えないのも
やはり寂しいものです。
その点
自炊をするという行為は
季節を感じるのに適した行動だ
と言えるかもしれません。
魚や野菜、果物のラインナップが変わるのを
感じることができます
押し出される”本日の一品”も変わってきます。
また、
旬な食べ物は値引きされやすく
その上で美味しいです
毎日食べる牛丼で季節を感じようとすると
少なくとも＋３００円以上はします。
それに比べて
自炊であれば
よっぽど安く美味しく
季節を感じることができるのです
１年間の区切り方は人それぞれ
何かに熱中しているものがあれば
季節の区切りにとらわれることもなく
その熱中しているものに依存して
１年を過ごす人も少なくないと思います。
スポーツが好きな人は
開幕からクライマックスにかけて
そのシーズンを中心に
一年を過ごすと思います
高校球児は
甲子園を目指す夏を中心に
１年を考えるだろうし
米を育てる農家は
米作り中心の１年を考えるのだろう
と思います。
１年間をどのように区切るのか
どの時期が１年の始まりなのか
どの時期の印象が強いのか
それは言ってしまえば
人それぞれ違うというのは
まちがいないと思います。
正直みんな正解ですから
間違っているなんて微塵も思っていないです
その一方で
自分の生業に一生懸命になりすぎると
気付かないままに
一瞬で季節が過ぎてしまいます
それが少し寂しいな。
と感じています。
せっかく日本に生きるのであれば
それらしく四季を感じたいと思うのです。
最後に
本日、菜の花を見に行きました。
凍てつく寒さが過ぎ去って
あたたかくなろうとしているこの季節では
こんな匂いがして
こんな景色が見れたんだ
ということを知りました。
四季を感じるために
季節を感じるために
起こした行動というのは
自分が思うよりも
強い思い出になることを知りました。
いつもなら
「寒さどこ行った？」
と気付かないうちに
１つの旬が過ぎ去っていくその瞬間を
今日は感じることができた気がします。
去年までよさこいをやっていましたし、
高校まではずっと部活をやっていましたから
３月は新入生が入ってくる前の
ギラギラした季節だったのが懐かしいです。
社会人になって
４〜５年の開発期間の長い
新製品開発に携わることになり、
遠くを見るようになったので
少し季節を見る余裕ができたのでしょうか
今まで知らなかった季節の楽しみ方が
できるようになった気がします。
逆に、
目まぐるしい毎日の中でも
季節を感じるために
いつもの世界から一歩出てみることで
季節の移り変わりの速度に身をまかせることが
できるようになる気がします。
それは４ヶ月スパンで変わる
春夏秋冬のようなものではなくて
毎日が少しずつ変わっていくような
ゆっくりした変化です。
たまにで良いので
そんな時間を過ごしてみても
良いのかもしれません
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