真剣は人を傷つける
真剣は覚悟のない人間に扱える代物じゃないわ
グッときた言葉です。
大学時代本当にたくさんの人を傷つけてしまったなと思っています。
反省するとともに、
真剣とはなにか
対義語から考える
真剣はまさに本物の刀剣のことを指していて、
命懸けの戦いに身を置く様に、
本気で取り組むことという意味を
付け加えたのが語源だそうです
ちなみに、
真剣の対義語は遊びだと言います。
これは文字通り、
命をかけられる
すなわち人生をかけている。
さらに言い換えれば、
時間を使っていることといえます。それを真剣にというのです。
時間を費やすまでもないと
思っているものについては“遊び“と定義されるのでしょう。
真剣は人を傷つけるもの
まさに漫画の一コマで語られたその一言にぐっときました。
その通りなのです。
部活を思い返せば、
勝ち負けを求めて
真剣に取り組んでいるとすると、
その勝負には勝ち負けがついてきます。
敵も味方もひっくるめて
みんなが笑って終わる結末は
ないということです。
真剣だから傷つけて良いわけではない
大学時代初期、本当に多くの人を傷つけてきました。大学2〜3になる、一番チーム活動で主力になれる時期の話です。
勝つことを目的に掲げたチームにいました。
100人もいるから引っ張る側の人間は
火傷するくらい熱くなくちゃダメだと思ってました。
それにまさに真剣ですから、
人生かけてるんだろって思ってました。
だから
「だって勝ちたいんでしょ」
「覚悟あってやってるんでしょ?」
っていう、免罪符かかげて
人の突かれたくないところを攻撃してました
僕の言い分からすれば、
真剣なんだから、
本気なんだからしかたないし、
あなたも本気なら言われて当然だろう
って感じです。
でも、今振り返ると、真剣だったら人を傷つけても許される
って理屈はおかしかったなと思います。
僕は院まで進みましたし、
社会人まで続けたので、
その後もチームにいました。
大学二、三年が
ピークかと言えばそうではなくて、
月日を重ねるにつれて
チームへの思いも募っていくものでした。
それに伴って
トゲトゲしくなったのかと言えば
そうではありませんでした。
まさに、刀剣の扱い方を弁えたかのように、
真剣の使い方、
真剣を扱うものの礼儀、
真剣の扱い方
真剣の役目
そう言ったものを
無意識のうちに体現できるようになりました。
真剣は
鋭くて、強いものです。
大切なのは
それを振り回すのではなくて、
使い方を弁えることなのだ
と、言えると思います
最後に
真剣は覚悟のない人間に扱えるものではない。
まさにその通りだと思いました。
真剣になることで傷ついた人
傷つけられた人
その誰もがその記憶を忘れることなく
生きていきます。
下手すればトラウマにもなると思います。
何事も経験ですから
あなたが本気になった時
周りの誰かを傷つけてしまうことは
仕方のないことです。
大事なのは
本気になっている時
真剣な時ほど人を傷つけやすいということを
理解しておくことです。
いつしか達人の域に達し、
人を傷つけるのではなくて守れるような、
そんな使い方ができるようになりたいと
思いました。
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