今回は
時間制限のある発表内容を削減する方法について
お伝えします。
丁寧にかつ魅力的に伝えようとすると
どんどんスライドは複雑に難しくなります。
割り切りと
こだわりが必要になります。
発表を制限時間内に収める方法とは
制限時間内に合わせてまとめる手段は
・説明するコンテンツを減らすこと
・説明の細かさを粗めにすること
の2つです。
例えば自己紹介を想像してみてください
10秒しか与えられなければ、
挨拶→名前→挨拶
で終わりです。
1分与えられれば、
プラス3つくらい趣味や出身、家族構成などの
追加コンテンツが用意できます。
もしくは、
趣味を細かく説明することもできるでしょう。
短くコンパクトにする場合は
その逆をすればいいのです。
前提条件
減らすうえで大事なことは、
後から聞いてもらえばいいところは
細かく話す必要がない。
と言うことです。
時間内に全部話そうとするから
苦しくなるのです。
とりあえず
目的に沿って
全体を理解してもらえるようにすることが
大事になります。
下ごしらえ
まずは、発表内容を
すべて文字に起こしてみましょう。
スライドができているのであれば
そんなに時間がかかることではないはずです。
文字にして初めて、
何にどれだけの時間がかかっているかが見えてきます。
手段1:コンテンツを減らす
コンテンツとは内容のことです。
発表内容を減らせば、
自ずと時間は短くなります。
ここで大事なことは
“何を語らなければいけないか”
に着目することです。
例えば、
目的が”○○をしなければいけないことを伝える”
なのであれば、
“○○をしなければいけない理由”を
必ず盛り込まなければいけません。
この時、
「なぜその理由なのか」
と聞かれる可能性があるので、
その背景や効果など、
追加でドンドン付け加えたくなります。
そのたびに、発表内容は大きくなっていきます。
だからこそ、
初心に帰る必要があります。
本当に伝えなければいけないのはどこまでなのか。
そこを意識すると良いのです。
手段2:説明を粗くする
一つのものを詳しく話そうとすればするほど
説明は長くなります。
例えば、
ラーメンが好きです
ということを伝える際に
私は、一風堂の白丸ラーメンが好きです。
無料トッピングのもやしが絶品で、
味変に最適だからです。
とか、具体的に伝えようとすると
途端に文字数が倍以上になっていることが
確認できると思います。
これは2倍時間がかかっている
と言うことです。
詳しく伝えようとするたびに
思っている以上に
時間は膨れ上がるのです。
だからこそ、
聴衆が何を聞きに来ているのか
何が知りたいのか
どこまで知りたいのか
それを定義したうえで、
どんどん絞っていく必要があるのです。
最後に
今まで発表内容を
原稿に落とし込んだことがなかったです。
そのため、
説明内容のうち
どのコンテンツにどれだけ時間を割いているのかを
客観的に確認することができませんでした。
それでは、
自分の打ち手が正しいのかどうか
判断することができません。
手間はかかりますが、
文字起こしをすることは
自分で検証⇔修正ができるので
非常に効果的です。
是非とも文字起こしから
トライしてみていただきたいです。
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