今回お伝えしたいことは
伝えることは一つにしましょう
ということです。
昨日は短くを意識しよう
という話をしました。
→こちら
2つも3つも伝えようとすると
途端に難しくなります
難しい分説明が長く複雑になり
一番大事な部分が届かなくなってしまうのです
短くまとめ上げる方法
“伝えたいこと”を一つに絞ること
最終的にこれに付きます
今日はこれだけ伝わればいいです。
ただ、
沢山の伝えたいことから
本当に伝えたいことを
一つだけに絞りきる
ということが
そもそも難しいのですが、、、
具体例
伝えたいことを1つに絞りきると
考えを一番短くまとめ上げることができます。
例として、
①わたしはリンゴが一番好きだ
②あなたにもリンゴを食べてほしい
という2つの話をしっかり伝えきろうとした時を
考えてみます。
①についてですが、
「リンゴが好きだ!」
と言うときには、
「それってイチゴでよくない?」
「それって梨でもよくない?」
と言われないように
歯ごたえや、酸味、みずみずしさなど
いろんな観点から魅力を伝える必要が出てきます
それに加えて②の論点を伝えようとすると、
「私はリンゴが好きだ!!」
という話に
「あなたもきっと好きだから食べてみて!」
という話を盛り込まなければいけません。
「好きな理由を熱く語れば
買う理由にもなるのでは?」
と思うかもしれませんが
購買意欲はまた別の話です
例えば
Q:クオリティ
C:コスト
D:納期
つまり、QCDという尺度で比較し
良いものが安くすぐに手に入れば
買いますよね?
という主張を組み上げる必要があります。
実際には
“ものが非常に良い”
というだけでは買ってくれません。
需要と供給の関係があり、
相手が欲しいものである必要があるからです。
ですから、
相手にとって必要なものであること
も注目すべき一つの論点であることが見えてきます
それらを組み合わせて一つの
主張をしようとすると、
倍以上の労力を使うだけでなく
結局、
リンゴを買ってほしいのか
リンゴが魅力的だと伝わればいいのか
そこがわからないままになってしまうのです。
最後に
本日の内容からわかるように
色んな事を伝えようとすると
どんどん複雑で長くなります。
そうなると
聞き手は辛いです。
なるべく短く
伝えたいことはコンパクトに
まとめ上げていけると良いです。
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