衣斐さんという人の
プレゼン講座を聞きました
彼は3年連続で
日本最大のハッカソンで優勝しているすごい人です
ハッカソンというのは
ハック×マラソンの造語で
プログラマーが24時間という制限時間内に
どれだけ面白いものを生み出せるか
その発想力と具現力
そしてそれを伝えるプレゼン力が
試される場のことです
ですから
そこで3年連続というのは
並大抵のことではないのです。
そんな衣斐さんが言う
“SISPメソッド”について
整理してみました
SISPメソッドとは
S:STORY(原点)
I:ISSUE(困難)
S:SHARE(教訓)
P:PROPOSE(提案)
の順に話をくみ上げると
提案が伝わりやすい
ということらしいです
S:原点
原点は
主観的×個人的な内容であるといいと言います
つまり、自己紹介みたいな形です。
“私は毎日ブログを書いています。”
のようなパートです
I:困難
続いて
困難は
“客観的×個人的”な内容であるといいと言います
人からの反応で
自分がショックを受けた出来事を
書けばよいのです。
毎日の平均的な読者は10人弱で
Twitterのフォロワー千人のうち1%しか
見てくれていないようです
の様なパートです
S:教訓
それから
教訓のパートは
客観的×社会的な内容であるといいと言います
つまりは、
主観的な視点ではなく
一般的な事実を
客観的に判断するパートです
ブログを書き始めて、
憂鬱で沈んでしまう経験が減りました。
一般的にジャーナリングというメンタルケアの分野があり
自分の言葉を文字に書き起こすことで
気持ちを整理することができると言いますが
まさにその恩恵を受けていたということです。
の様なパートです。
P:提案
そして最後は
提案です
主観的×社会的な内容である必要があると言います
つまりは
一般的な事実を
自分の気持ちを込めて
強く伝えるパートです。
今日は皆さんに
日々の出来事を
文字に書き起こすことで
人生が好転するということを
お伝えします。
の様なパートです。
もし日記の魅力について語りたい場合は
このような形で、
前段を組み立てると
「日記を毎日書いている人が
日記を書くメリットについて教えてくれるらしい」
と聞く体制が整っていく
ということらしいです。
最後に
人に話の中身を深く効いてほしいときは
原点と困難のパートを手短に
人に提案を聞いてほしい場合は
原点と困難を手厚く話すと
良いと言います。
もちろんケースバイケースですが。
“この前こんなことしてたら
こんな目にあいました”
これが手短な原点→困難の話し方で
背景を話すにはこの流れが最適なのです。
逆に、
最後の提案をしっかり聞いてもらうためには
自分がそれをどんな背景のもと
考えるに至ったのか
それを理解してもらう必要があります
いずれにせよ
このように主観と客観
個人的と社会的な内容を
行き来することで
より深く理解していただくことができるのです。
頭が混乱した時に
使ってみたいと思います。
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