今回お伝えしたいことは
満遍なく広がる知識は
最強のコミュニケーションツールになる
と言うことです。
満遍なく広がる知識とは
“広く浅く”
と聞くとあまり肯定的には聞こえませんが
とにかく限りなく広がる知識を持つ人は
生き字引そのものであるといえるので
その限りではありません。
広辞苑ですら
ページ数に限りがあり
出版された年で情報が止まってしまうのに対し、
人の知識欲は常にアップデートされて
留まることがありません。
さて、
ここで考えてみてほしいことは
いつどんなタイミングで
辞書を引くのかと言うことです。
誰かと話していたり
ニュースを聞いたりして
話についていけなくなった時に
辞書を使うのではないでしょうか。
ここからわかることは、
辞書を使って知識を補うことではじめて、
人は会話に追いつくことができるということです。
そう考えると
満遍なく広がる知識があれば
誰とでもどんな会話にでも
付いていけることになるので
満遍なく広がる知識こそが
最強のコミュニケーションツールだ
と言えると思います。
幅広い知識が高いコミュ力になる理由
誰とでも肯定的に話ができるから
人が持つ知識と言うのは
基本的に限定的なものです
なぜなら、
人には得手不得手があり
興味の無い物はシャットダウン
してしまうからです。
そう考えると
幅広い知識を持っているということは
そもそも、情報に制限をかけておらず
フラットな立場であると言えます。
ですから、
どの様な立場の人とも
同じように会話をすることができる
ということになります。
誰の話も前向きに聞けるから
満遍なく広げようと思える人というのは
自分の知識欲に従順で
何事にも強く興味を持ち続けられる人だといえます。
そんな人は
様々な立場の様々な人との会話を
心から楽しむことができますから
自ずと交友関係は満たされていきます。
知識に対してフラットでいることが
誰にも負けない圧倒的な人間関係の構築を
可能にするのです。
最後に
コミュニケーションには
聴く力が重要だ
とよく言われますが、
様々な知識に対して
純粋に興味を持って
全てを尊重できるような立場でいることで
始めて”聴く土俵”が整理されることに気付きました。
それだけ、
肯定的に否定せずに聴こう
と意識していても
心のどこかで納得していない自分がいれば
それは態度に出てしまいますから
それは達成できません。
平等に素直に聞くためには
本質的にニュートラルでいることが
求められるのです。
僕が最も慕っている先輩が
まさにそれを体現している人です。
少なくとも
僕より数十倍守備範囲が広い上に
アンテナが高いので
情報収集力が凄いことは言うまでもなく
知識で頭でっかちになる訳でなく
自分より尖ってハマっている人がいる事実を認めて
その人たちと積極的に会話をすることを試みているということですから、
情報更新速度も圧倒的です。
それだけ幅広くいろんな人の価値観に賛同できていれば
どんな人とでも肯定的に会話できることは間違いありません。
僕もコミュニケーション力を向上させるためにも
まずは知識の選り好みを緩和できるように
努めていきたいなと思います。
コメント