使命感と覚悟を持ち合わせた
ベトナムからの出向者がいました。
彼は２年間という期間でしっかり成果を残していきました。
そんな彼の日本での生活から
自ら道を切り開いていく姿が垣間見えました。
勤勉な同僚の話
ベトナムから出向で来ていた、
同僚がいました。
２年間一緒に働いてきましたが
彼の帰国が決まりました。
彼の出向最終日
いろいろ話を聞きました
彼は、
“日本の会社”で
“日本人”に提案するためには
先んじて一番詳しくならなければいけなかった
そう言いました。
その言葉通りに過ごした
彼の２年間の成果は凄まじく
日本語の辞書みたいな本をベースに
知識を積み上げ、
ついには彼なしでは生み出せなかった技術を
提案するまでになりました。
仕事のもとに優秀な人が集まるのか
優秀な人のもとに仕事が集まるのか
どちらも正しいですが、
間違いなく
仕事に本気で向き合っている人ほど
良い仕事に恵まれるのです
特に彼の場合は顕著でした
もともと、海外拠点は
委託される仕事が多いです
量産対応と言われるような
定型業務が多いのです
そんな彼は
タイミングもあって開発業務に
携わることができるようになりました
彼も、日本に来るまでは
考える仕事が少なかった。
言われたことをやるだけだった。
と言っていました。
しかし、
開発業務という
全く違う毛色の仕事に
身を置くことで
価値観が大きく変わったと言います。
最終日、
彼は日本の上司に言いました
「ベトナムに帰ってもこの仕事を続けたい
しかし、ベトナムにはそれに適した環境がない
まずは、その環境を整えることから始めたい
力を貸してください」
実績があるからこそ説得力があり
拙い日本語の中に熱量がこもっていました
自分の力で道を切り開く
その瞬間を見た気がしました。
最後に
提案するためには説得力が欠かせません。
説得力をつけるには実績が必要です。
もしくは根拠が必要です。
それから、
それを伝える声から伝わるだけの
自信が必須要件です
優秀な人には説得力があり、
振る舞いとしても現れます。
見るからにできそうで
実際に実績があって
確かに頼ると解決してくれる
名実ともに優秀な人。
そんな人のもとに、
仕事は集まるのです。
集まるというか、
引き寄せているわけです。
可能性を広げた本人が
その分野の第一人者な訳ですから
挑戦する権利も与えられるわけです。
道さえ切り拓けられれば
その道はあなただけのものになります。
彼は、勤勉さで道を切り拓きましたが
あなたなら、何を武器にしますか？
志あるとことに
行動力は宿ります。
まずは目先のことから
本気で取り組む
そこから始めます。
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