仕事術

何かを伝える際のポイントはいくつもあると思います。ただし、一番根本にあるのは、駄肉をそぎ落としてシンプルにまとめるべきだ。と言うことです。いくつもの技法は常にその続きにあります。まずはとにかく短く伝えたいことを伝えるという努力をすることをオススメします。

日々漠然と生きているとしたらもったいないです。あなたの全ての行動は資産になり得ます。資産は、あなたの代わりに誰かの役に立ったり、あなたを助けてくれたりします。"資産とは"をしっかり理解したうえで、それを生活に落とし込めれば人生が変わります。

ありもので済ませるという能力は、全体を把握していて、加えて使える武器が多い人が機転を利かせて初めて発揮されます。スーパー能力であるが故に、出来栄えに眩んでしまうことがあります。即席対応はあくまで一時的。本来するべき結果を忘れずに必要な措置をしておきたいです。

どんなに頑張っても、これ以上簡潔な資料にすることは無理だ。と思ってしまうほど、スリム化していく作業は難しいです。それを極端なほど容易に簡潔にしてくれるのが"結論から考える"という方法です。この方法を使えば、極限までスリムにすることができます。

同じ報告を、違う上司に、同じように説明したところ、ほぼ同じ指摘内容が返ってきました。しかし、方や攻め一辺倒、方やアメとムチということで、指導会の雰囲気は全く別物でした。まず、褒めるようにすることで、対象を自分の土俵に引き釣り込めること、そして、指導内容も論理的になることを知りました。

何かに挑戦したものだけが、反省会を開くことができます。反省会は、振り返る規模が大きければ大きいほど途方もない労力が必要になります。ですから、往々にして、反省会をスキップする人が現れるのです。反省会は次の一歩を力強く進むために必要な儀式です。やり切りましょう。

報告書を作るたびに「わからない」と言われる人は、話を盛り込みすぎている可能性があります。目的と結論が１対１で簡潔かどうか？要領は一言でまとめられるか？結果は図を使って一枚で説明できるか？NOであるなら、その報告はシンプルでないと言えます。まずはシンプルに生きましょう。

たった三分のプレゼンだとしても飽きるものもあれば、興味を引かれ続けあっという間に終わっていくものまで様々あります。プレゼンの出来栄えは、アイデア、努力、知識、いろんな側面から決まってくるものですから、一朝一夕に良くならないと思った方が良いのかもしれません。