【定量的に説得する】無理なものは無理だといいつつ諦めない方法

自分を生きる




今回お伝えしたいことは
定量的に課題を分析すると
説得力のある計画が立てられる

と言うことです。

世の出来事は、
物理の理から出ることはないので
物理法則に従って情報を整理することで
矛盾を排除することができます。

定量的に理屈を整理するということ

例えば、
“土から金を作れ”
のような錬金術まがいの要求は
“無理です”
と即座に返答することができます。

例えば、
大阪東京間を10分で移動しろ
と言われた時も同様に、
“無理です”と言えるはずです。

時間と距離の壁は
簡単に超えられませんから。

 

これらの例から言いたいことは
火を見るよりも明らかなものに対しては
臆せずに”無理だ”と回答できるということです。

原理原則に沿って状況を整理すれば
もっとも説得力のある形で
状況判断することができます。

定量的に理屈を整理する意義

疑うことなく決断できる

1+1=3
にはならないように、
数式や法則に当てはめて整理してみると
答えが正しいか正しくないかが
明確にわかります。

一方で、
凄く難しい要求をされると
“できるのかできないのかすらわからない”
という状況に陥ります。

“現実的にできない”
と思っているが、
上から”何とかしろ”
と命令されると、
諦め半分でも頑張らなければ
許してもらえないような
馬鹿らしい状況が続きます。

もし、この結果が
初めから不可能であることがわかっているのなら
諦め半分で続けるような
無駄なことはしなくてもよくなります。

どれだけ頑張ったところで
無理なものは無理なのですから。

依頼主がどれだけ強気で言ってこようと、
“物理法則をひっくり返す様なことを言っている”
と言う事実を突きつけられれば
引き下がるしかなくなります。

逆提案ができる

“無理だ”と言って断って終わり
だと、何も生み出せません。

ここで大事なのは、
“これはできないけど
○○と言う形ならできそうです”
と逆提案をすることです。

無理な理由を定量的に示さなければ
“そんなコト言ってないで
言われたとおりにやれ”
と言われてしまいます。

だからこそ、
まずは定量的に
“この条件だとできない理由”
を示す必要があるのです。

土から金をつくることはできないが
金色の物を代わりに用意す売ることはできるかもしれません。

大阪東京間を10分で移動することができないけど
すぐにオンラインで繋がることはできます。

 

できない理由が定量的にわかっていれば
“できません”で終わらせずに
代替案で相手を満足させられるように
知恵を絞ることができるのです。

最後に

カーボンニュートラルと言う考え方があります。
二酸化炭素の発生を0にする取り組みです

ただし
まったく出さないなんてことはできないので、
“減らす”という方法を採用し
収支を0にするという形で
その目標を達成しようとしています。

この考え方は非常に理にかなっています。

二酸化炭素の排出量を0にするという
どう考えても無理な目標に
額面通りの結果がでるように努力するのは
かなり無茶です。

そんな無茶な目標を愚直に追うのではなくて
“収支でゼロにする”という
合理的な作戦を立てた良い例だと思います。

このような考え方が
目標達成には必要になってくるのです。

 

まずは要求値が
物理的に妥当な目標ラインなのかどうかを見極め
その上で合理的な手段を選定し
具体的な計画を立てる。

この考え方ができれば
目標達成効率が高くなると思います。

是非とも頭の片隅に置いておいて
いただきたいです。

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