今回お伝えしたいのは
無駄を愛する生き方
についてです
効率化を進めると
効率化によって省かれたものは
ドンドン切り捨てられていきます
パレートの法則でも語られるように
大事な要素は
全体の2割しかない
ということで、
科学的に
8割は重要なことではなく
勇気をもって捨てろ
といわれています
このように
どんどん無駄を省くことが
正しいとされている中で
無駄こそが有意義なのだ
と語る友人に出会いました
無駄を愛する生き方とは
とりあえず全部やる
無駄を愛する人は
無駄を捨てることはできないので
全部拾い上げます
その上で
人から何と言われようが
全部やってみる
というから凄いです。
捨てるのではなく重みづけ
とはいえ、
全部拾い上げていると
キャパオーバーになるのは
自明の事実です
結果捨てることになるのでは?
とおもいますが
彼の主張は
「捨てるのでは重みづけをする」
ということでした
彼の無駄の定義は
「第三者から見たら必要ないかもしれないが
自分にとってはワクワクするもの」
ということなので、
やっているうちにワクワクが薄れていき
結果として熱量が下がり
自分にとって必要でなくなる瞬間に
お役御免となる訳です
無駄に向き合うワクワクを糧に生きる
彼は
結果として何かを残したい
とかそういう欲はない
ということですが
無駄を追うことで感じる
ワクワクを追い続けて生きられたら
幸せだ
と言っていました
そのまま死んで行けたら
それでいいと。
そこまで言い切れる
というのは
なかなか素晴らしいものだ
と思いました
最後に
僕はいつしか
効率をとにかく追うような生き方に
とらわれていたので
無駄というものは
とにかく排除する対象でしか
ありませんでした。
でも思い返してみると
これ無駄だったなー
というものほど
友人との話題になって
笑いのネタになるし
人が無駄だと笑ったものに
没頭するときの方が
集中できることもある
そんな経験をしたこともあります
もしかしたら
無駄というものは
切り捨てるには
もったいないものなのかもしれない
と改めて思いました
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