【革新的】スカラーではなくベクトルで採点するという考え方

自分を生きる




採点スポーツや
芸術作品の審査は
土俵の違うものを同じ俎上に乗せて採点し
優劣をつけていきます。

これは、
美しいものと
辛い物を同じ点数で評価するようなものですし
理系的に言えば
単位の違うものを
同じように扱うようなものなのであり得ません

これは
スカラー量の足し算として扱うので
おかしくなるのです

方向性の違うものを
足し算するときは
ベクトルを用いて表現する方が望ましいと言えます。

ベクトル量で扱う意義

スカラー量の足し算は
十進法の場合
1+1は全て2に成りますが

ベクトルの足し算であれば
その答えは0~2の
間の値になり得ます。

これは
表現したものが
増長し合うのか
それとも
魅力を打ち消し合うのか

そんな曖昧な評価を
より具体的に表現できる
ということに他なりません。

逆に言えば、
スカラー量の場合は
その感動度合いを
抽象的に何点くらいと表現することになってしまう
ということなのです。

最後に

AIが採点できるほど
客観的な採点基準があればいいですが
この世の中には非常に主観的な判断基準で
評価される審査会が多くあるものです。

これらを
より客観的に
説得力を持たせて表現するためには
様々な次元数の評価値を
明確な基準の元足し合わせる必要があるのです

そんな時にベクトル量は
便利だと思います。

分野は違いますが、
ベクトルを用いて、
予測や機械学習をすることができます。

例えば、湿度と温度とある地点の降水確率から
自分の地域の降水確率を予測するような式を立てることができます。

これはすでにある技術です。

それを踏まえれば、
様々な評価指標から
その人の評価を具体的に見積もることもできるはずなのです。

曖昧な価値基準の評価が
ベクトルによる評価に置き換わっていくことを
願っています。

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