voicyを立ち上げた緒方憲太郎氏
ポジティブに見据えた鋭い視線と
“ボイステック”に込められた思いで
2倍速で語られた今と未来の話は
オーディエンスをワクワクさせてくれました。
同じことの繰り返しではなくて
ちゃんと中身の濃い講演をしてくれました
情報量もちゃんと2倍以上あった
密度の濃い時間を過ごしました。
気になったことをメモしたので共有します
緒方憲太郎氏講演メモ
耳から得る情報と目から得る情報
人間がコミュニケーションで扱う情報は
映像として目からインプットする場合と
音として耳からインプットする場合の
2パターンで存在します。
そのうち、
映像は発信者の思いを
何かを介さないと伝えることができません。
文字に起こしたり、
絵を描いたり。
そこには発信者の生の想いは宿りません。
一方で声で発する情報は
その人の人間性や感情を
ストレートで伝えることができます。
その一方で、
映像や文字による情報伝達は
一手間かかって遅くなるし
加工済みの情報だと言えます。
そんなふうに考えたこともなかったです。
令和のビジネスをしましょう
「もう、令和ですよ
昭和の形で今戦うのは無理ですよ」
ということです。
今世界を引っ張っているGAFAも
生まれは平成
平成のビジネスなんだということです。
スマホやウェアラブル端末で
ガジェットが体の一部となった時代が
平成でした。
そもそも、
何かを介して情報を入手し発信する
というのが無駄で古い
とするのがボイステックを推進する
緒方氏の主張でした。
ハンズフリーで
視界も開放した状態で
情報の授受をする時代が来るということです。
天気予報を見るために
小さい画面を凝視し
首や目を痛めていた時代は
過去になるのです。
感情主流の時代
AIが最適な音楽や広告を選んで
レコメンドしてくれる時代ですが、
それでも情報が飽和する時代になったと言います。
その結果、消費者は情報を選ぶようになります。
もっと言うなら選り好みするようになる
と言います。
自分の信じる、
自分が推せる人の言葉にだけ
耳を傾けるようになる。
そういった嗜好性を持った
時代が来るということです。
何かしている時に一番本音が出る
お酒の場で、
酔っているから本音が出るわけではなくて
素の状態で他のことに集中しているからこそ
ぽろっと本音がこぼれるのだ
と言います。
例えば麻雀打ちながらとか、
運転している時とか、
なんでもない時間の方が
人は本音を話すのだと言います。
面倒みなくてはいけない人が増える
いい上司いい先輩が
良い指導者としているチームには
その対象がいるということになります。
すなわち、被指導者です。
上が干渉するチームであればあるほど
面倒を見なくてはいけない人が増えるのだ
といいます。
だからこそ、
強くスピード感を持って前に進みたい時は
セルフマネジメントできるようなメンバーを
揃えなければいけないと言います。
最後に
時代は移り変わり
ものが持つ価値が変わり始める時代です
例えば車は
リモートやデリバリー
それから配信など様々なサービスで
動くことの必要性が下がってきている今
単なる乗り物ではなくて
“何かやりたいことを
わざわざしに行くために使うもの”
だと捉えることができます。
様々な製品が
“もの”や”こと”が
今までの意味を超えた使われ方を
要求されるということです。
もっと言えば
今この間の時代においては、
令和の要求に応えることができるものが
暫定的に使われているにすぎない
と言えるかもしれません。
これから社会は
ますます新しい形に進化していくのだ
と言えそうです。
乗り遅れないようにしていきたいです。
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