やりたいことがたくさんあったとしても
正直言って全部はできません。
やれたとして、
結局1個ずつしかやれません
やりたいものは
リストとして、しっかり握っておいて
今だというタイミングで1つずつ
挑戦していくのが適切だと言えます。
具体的な方法としては
やりたいものがたくさんある場合は
まずは
リスト化して待機状態にさせること
そして
1つずつ終わらせていき
手を空にすること
これが非常に重要だと言えるのです
やりたいことをやる切る方法
リスト化する
「いろいろやりたい」
という欲求は消えませんから
何かと機会をうかがっておく必要があります
それがすなわち
“リスト化する”
ということで
いつでも、タイミングがあれば
やりたかったことに飛び込めるように
下地を引いておくということが重要です。
1つずつ手離れさせる
基本的に
やりたいことは順番待ちをしているものです
自分の手が空いたら、
ちょうどいいものがどんどん飛び込んでくる
そういう仕組みになっています。
ですから
リスト化して
スタンバイ状態にさせることと同様に
なるべく1つずつ手離れさせる
ということが大事になるのです。
マルチタスクからシングルタスクへ
この考え方は
“マルチタスク”を
“シングルタスク化”する方法
と言い換えることができます。
“マルチタスク”とは
多くの仕事を同時に抱え込んで
同時進行させる働き方です。
僕の場合
マルチタスクを好む癖がありました
負荷がめちゃくちゃ高い分
やりきった感がすごいからです。
しかし、
その多くが
中途半端で終わってしまう
傾向にあったことは間違いありません。
一方で
“シングルタスク”とは
1つの仕事を集中してやる方法です。
ですから、
上に挙げたような
順番に対処して1つずつ対応していく
という仕組みは
“マルチタスク”を
“シングルタスク”の連続に
組み直すような方法になります。
これは
日常業務にも
日常生活にも応用できる方法だと言えます。
最後に
まさに1年前に
会社の偉い人と話す機会がありました。
その人の講演テーマが
「一歩踏み出す勇気」
みたいな感じでした。
アメリカのシリコンバレーという
世界最先端の工業都市で
トップとして生きてきた
偉い人でした。
話すことはごもっともで
「時代の動きは想像以上に大きくて速い
取り残されないためには
身軽に挑戦していく必要があるのだ」
そんなことをおっしゃっていました。
講演後に
「とにかくやりたいことが沢山あります。
身軽に動き出してはいるけれど
沢山抱えすぎて手に負えません。
どうやって優先順位をつけるべきでしょうか」
そんなことを質問したのです。
その時に言われたのが
「やりたいことをやれば?」
でした。
なんと冷たくあしらわれたものか
と思いました。
結局優先順位もつけられず、
どうしていいのかわからぬまま
その後を過ごしていくことになります。
今振り返ってみて
結局やれているのは
その時やりたかったことで生き残っているのは
ゴルフとブログと読書だけです。
その人が言うように
やりたいことだけやっている絵が
完成してしまったのです。
結局
自分の人生に直結しないものって
続けられないものなのです。
例えば
転職しようとして
全く新しい分野のスキルを身につける
というのは人生そのものですから
なんとかできるのです。
つまりそういうことなのです。
僕はこの振り返りとともに
1度にできることは
せいぜい3つまでだなと思いました。
続けたい大事なものが
すでにある場合
そのスロットは埋まってしまっていると言えるのです。
どうしても全部やりたいなら
大事なものを1度手放す必要も考えなければいけません。
やりたいことがたくさんあるならば
まずは、同時に抱えているいくつもの課題を
1つずつ順番に並べ直しましょう。
そして1つずつ対処していく。
これが一番効率的で効果的だと思います。
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